長期コースをご希望の方は、早くからの準備が必要です。入国管理局への申請が必要になりますので、4月からの入学をご希望でしたら、前年の10月くらいまでにご相談ください。また、10月からの入学をご希望の方は、4月くらいまでにご相談ください。短期コースをご希望でしたら、入学希望日の1ヶ月前までにお申し込みください。国内生コースの場合は、クラス編制や教材の進度などがございますので、まずは、お問い合わせください。
当日は学校に来ていただき、手続きをしていただきます。学校の指定の日時に関西国際空港に到着する方は、学校職員が空港の入国ゲートまでお迎えしますので、ご安心ください。学校の指定の日時に来日できない場合でも、空港から「JR特急・はるか」に乗車すれば、新大阪駅まで乗り換えなしで簡単に来ることができます。
入学時に受けていただくクラス分けテストの結果で在籍するクラスが決まります。また、半年に1回程度で進級試験が行われ、その結果で進級できるかどうかが決まります。
本校では、3か月に一度、学期末試験を行っています。そして、その結果をもとに、担任の教師が個人面談をおこないますので、上達したところ、足りないところなどを、定期的に確認できます。また、勉強に関する心配事は随時、相談にのっていますので、不安なことはいつでも相談できます。
3週間以上の休みですと、夏期休暇と学年終了時の休みがあります。また、各学期間には1~2週間程度の休みがあります。長期の休みに一時帰国したり、学割制度を利用して安く旅行したりする学生が多いようです。
日本は地域によって気候が大きく異なります。例えば、北の地方の冬は大変厳しい一方で、南の地方の冬の寒さはそれほどでもありません。大阪は日本の中ほどに位置していますので、冬の寒さも夏の暑さもそれほど厳しいものではなく、年間を通じて比較的すごしやすい地域と言えます。学校では標準的な日本語を習いますが、学校を一歩出れば、大阪独特の方言を耳にすることもできて、おもしろい雰囲気を味わうことができます。
日本は物価が高いイメージがありますが、東京に比べれば大阪は非常に物価が安いと言えます。1か月8~10万円程度あれば充分に生活できます。
留学生は資格外活動許可書があれば、1週間28時間まで(長期休業期間は1日8時間まで)アルバイトをすることができます。日本語が上手になったら、飲食店やスーパー・コンビニの店員などのアルバイトが見つかります。時給は1000円くらいが一般的で、1か月8万円~10万円くらいもらえるようです。
本校では学生寮を紹介しています。寮は一人部屋で、部屋には机やベッド、エアコンなどの設備があるので、初期費用が安く済みます。また、月曜日から土曜日までの朝食・夕食がついているので、家事を気にしないで学業に専念できます。日本の大学生やいろいろな国からの留学生が寮に住んでいますので、よい交流の場にもなっています。寮のほかにも、民間のマンションやホームステイ先も紹介することが可能です。
日本には国民健康保険制度があり、これに加入することで、病院の治療費が30%に抑えられます。学校の近くには大きな総合病院がありますので、調子が悪いときはすぐに病院で診てもらうことができます。
進学先や希望する学部によって、学費は異なりますが、100万円程度必要です。ですが、多くの機関が留学生のための奨学金制度や学費の減免制度を設けていますので、実際はこれよりも安い費用で済むことが多いようです。理系のコースを希望する場合は、材料費や施設費など文系よりも多くの費用が必要になります。
進学先や日本語・その他の学科の学力によって違いますが、日本語をほとんど勉強したことがない学生は日本語の学力だけでも1年半以上の時間が必要です。大学へ進学したい学生は日本留学試験を受けることが必要ですので、まずその試験の高得点を目指します。
大学院では大学で学んだテーマを発展させた研究をしますので、入試の際には自分の知識をアピールするための研究計画書や、教授との面接試験が必要です。また、大学の卒業論文や研究業績が要求されることもあります。
大学で2年以上の教育を受けている場合、編入という制度を使って、日本の大学の3年生から始めることができます。大学を卒業したけれど、日本では違うテーマを勉強したいとき、編入制度を利用すれば、短期間で新たな知識の習得が可能です。